台詞の難しさは決してセーブポイントではない。

    blog — yokotashingo @ 2014年5月22日-11:46 AM

    5月です。もはや5月も後半戦です。 ブログというか、ここは僕の記す記事を載せる場所ですね。 記事(きじ)とは、何らかの現象・存在・状況などを文字からなる単語を組み合わせ、文章で表したもの。ことそれらの事物を忠実に伝えるための文章である。(Wikipedia) ですって。今のヨコタシンゴの現象、存在、状況について。 テレビ東京深夜ドラマSAVEPOINTを撮影中です。レギュラー出演致します。AKB48の高城亜樹さん主演、サスペンスアクションドラマです。 僕はアサヒという謎の男を演じます。

    AKB高城亜樹ドラマ初主演 30センチ髪バッサリ

    『SAVEPOINT』
    主演:高城亜樹(アキ役)
    主な出演者:小木茂光、辰巳蒼生、内堀克利、ヨコタシンゴ、野澤いっぺい
    各30分 全4回
    放送日程:
    1話:6月 5日(木)深夜2時35分~3時05分
    2話:6月12日(木)深夜3時00分~3時30分
    3話:6月19日(木)深夜2時35分~3時05分
    4話:6月26日(木)深夜3時05分~3時35分
    製作著作:ワタナベエンターテインメント
    企画・製作:大澤 剛(ワタナベエンターテインメント)
    脚本:いながききよたか(主な脚本作品:ハブと拳骨、Q-異次元へのトビラ)
    監督:中井庸友(主な監督作品:カフーを待ちわびて、ネオ・ウルトラQ)

    中井監督、脚本いながきさん、共演の辰巳蒼生さん等江戸間十畳ファンの皆様にはお馴染みの名前でしょうか。

    がっちり中井組です。もちろん江戸間十畳の若手もちょこっと出演致しております。

    先日の舞台が終わり一息つく間もなく怒濤のスケジュールでドラマ撮影に入るという現象が起きています。そして、当然劇を演じるという部分においては演劇にカテゴライズされて構わないのでしょうが、舞台演劇と異なり「ドラマ」というのは、なんというか僕自身1年ぶりというのもあり、まあ引き算なんだなって思っているところです。つまり足したり引いたりしているという状況で、僕のsavepointは何処?な迷える存在であります。

    「記事」になったでしょうか。現象、存在、状況は文章で綴りました。ただし僕の文章は忠実に伝える為のものではないという前提がありますので、記事にはなりえない。

    書いても記事にならないという状況は、僕自身がココで何かを伝えようとしていない現象により成立します。しかし文章を残すという存在は成立します。その存在がなくなったら、もはやこのページ自体が必要なくなってしまうので。

    SAVEPOINTはサスペンスアクションドラマです。アクション満載です。

    しかし、ジャッキーもトニージャーも出演しませんので高城さんが梯子をぶん回して1人vs50人の大立ち回りとかはありません。

    サスペンスドラマでもありますから。

    ドラマデビュー江守克行(江戸間十畳準劇団員)
    iPhone-2014.05.16-09.56.09.278

     

    アクションの打ち合わせ、多分。

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    スポニチ、多分。

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    確認中、多分。

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    いながきさんとしょーもない話し、多分。

    iPhone-2014.05.19-20.24.06.000

    仕事中、多分。

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    撮影中のあれこれです。アクション多いので細かく色々確認しつつも怒濤のスケジュールなワケで。精神は高揚しっぱなしで肉体は疲労困憊な日々を生きています。

    つまり深夜2時半とかすげー時間ですけど、是非録画してでも見てください。宵っ張りな方は、オンタイムでどうぞ。ドキドキするアクションとストーリーでお届け致します。

    はい。

    ありがとうございます。

    ヨコタシンゴ


    芳香で深みのある文章は一行たりともありません。

    blog — yokotashingo @ 2014年4月4日-11:39 AM
    4月です。
    すっかり春です。桜も満開。
    桜は冬が寒ければ寒い程、美しく咲くと聞いた事があります。
    
    さて、今年の冬は寒かったのかな。
    
    ただ今、24日からの舞台稽古中です。
    稽古中は世間から取り残されます、世間で起きている事を知らない事が多い。
    
    しかし、本日は稽古お休み。
    
    そして、僕は別現場です。
    
    エアロビとかやってます。あ、舞台稽古で。
    
    ヤクザがオカマでエアロビでドタバタです。
    進化したTHE FAMILY-絆-を是非観に来てください。
    
    数年前にやったのと同じ役です。
    やる僕は同じですが、キャラは大分かわります。
    
    かつては20代で若かったけれど、もはや今は30代半ばのおっさんです。
    
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    桜も今週末くらいでしょうか。昨日の雨でそこそこの儚さを醸し出しているよう。
    
    さて、今日がんばってきます。
    良いお知らせが出来ます様に。
    
    肩の力を抜いていきませう。
    
    10月江戸間十畳の本公演もやります。
    
    靴下がインディアンです。
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    空気が心地よいです。
    
    今日のブログは読み応え皆無です。
    
    ありがとうございます。
    
    ヨコタシンゴ

    タマ取ったるわーコラぁ!ですか?

    公演情報 — yokotashingo @ 2014年3月20日-12:45 PM

    さて、1月にアイデンティティと恥と演劇についてそれっぽい事を言っている風な記事をアップしてから早2ヶ月余りが過ぎ去りし今、久々にブログに情報をアップしてみますよ。

    それには訳がありまして、ヨコタシンゴ4月に劇団SBZさんの舞台に出演するものですから、その公演のWebにココがリンクされてる訳ですよ。

    だから何か書いとかないといかんのかな。。

    という訳。

    で、やるのは覚えている方いらっしゃるでしょうか。数年前に出演しました作品の再演となります。

    THE FAMILY-絆- 作:演出 和希太平

    そうです、あのオカマ役のね、アレです。そこそこおっさんになったヨコタですが、周りもおっさん(先輩方ですね、、)沢山おりまして。

    改めてどんな話しかというと。意味深なオープニングからいきなりオカマとヤクザが入り乱れて大変な感じで、何でパンティー盗むんだよとか偶然過ぎるだろムショ仲間!とかツッコミ所満載で笑いと感動を御届けする作品でございます。

    ざっくり。

    前回観た方、踊り一新されておりかなり新しくなります。なる様です。

    そしてヨコタのオカマも一新されます。お楽しみに(笑)

    そうそう、江戸間十畳からヨコタと若手新人江守克行も出演します。皆様是非応援と笑い泣きしにお越し下さい。

    THE FAMILY -絆-
    2014/4/24(thu)~4/27(sun)
    シアターサンモール
    4/24(thu) 19:00-
    4/25(fri)14:00-19:00-
    4/26(sat)14:00-19:00-
    4/27(sun)14:00- (全6回公演 開場は開演30分前)
    《チケット》5,500円(日時指定全席自由)
    公演オフィシャルサイトこちら➡見ちゃダメよ

    チケットお申し込み
    ①お名前
    ②ご希望日時
    ③ご希望枚数
    ④チケットの郵送希望or劇場取り置き
    上記項目ご記入の上、下記アドレスへお送り下さい。
    ticket@edo-ju.com
    ※必ず@edo-ju.comからメールの届く様設定をお願いします

    お待ってるわよ

    thefamily

     

     

     

     

     

     

     

     

    写真 2

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ありがとうございます。

    ヨコタシンゴ


    体重計乗ったら感動する程驚いたので自分の身体を思いやりたい。

    blog — yokotashingo @ 2014年1月4日-12:22 AM

    謹んで新年のご祝詞を申し上げます

     

    さて、平成も26年、西暦に至っては2014年というそんな今年。

    毎年同じ事を申しておりますが、大晦日から元旦へかけて1日経つだけなの

    に、年が変わり昨日は旧年で元旦は新年となる。

    時の流れはいつもと変わらずなのに随分と特別な日になる訳です。

    年が明け、元旦になったから何か変わるのか。

    否、とかく変わる訳ではない。

    だからこそ自分自身で変えて行くのだろうと思っています。

     浅草寺 

    大晦日、自分に晦い(くらい)ことはなんだったのか、出来た事や出来なかっ

    た事を明確にし、明るくなって元旦を迎える。

     

    そのつもりなのですが、年頭から色々な事がひっきりなしに起こります。

     

    毎年今年のテーマを自分なりに言葉で表しています。

    「躍心」「中庸」「泰然自若」「勇往邁進」「至誠」・・・。

     

    それぞれに、それなりに思いを込めています。しかし、基本的には真摯に演劇

    に取り組んで少しでも人として立派になろうとする事であって、言葉は違えど

    その本質は自分にとって特に変わるものでもないのです。

     

    今年はもう少し具体的に「共生」を自身に掲げて行こうと思います。

     

    もちろん「個」は大切です、アイデンティティというのでしょうか。そもそも

    日本にはなかった概念ですが、日本語にすれば自己同一性。最終的には自分な

    のです、もちろん。最終的には、、。

     

    「人間にとって大事なのは、何を恥と思うか」

    昨年の一発目のブログに記した、つかこうへい先生の言葉です。

     

    公私という概念が、少しずつ崩れている昨今。公で私を露呈する事を恥とした

    日本の文化的思考は今や、「私は」「俺は」「僕は」こう思うのだ、それが

    主張であり権利であり自己同一性だと言わんばかりの「俺のスタイル」が跋扈

    している。

    「公衆の面前」での「恥」は自己中心的な判断に基づき構成される。かつての

    共通概念ではなくなってきたのでしょう。

     

    好きな異性のタイプは「自分を持っている人とか・・」

    なんだそりゃ。

    自分に対しての価値基準が既に曖昧すぎてわからん。格好良く見えるのでしょ

    う。主義主張をもって自信のある様が。

    訳すと。

    何となくカッコよく見える主義主張っぽい事を恥じらいなく堂々と言う人。

    しかしそれはもはや

    「俺ってこういう人だからぁ」

    「私ってこういう所あるからぁ」

    と自分で自分発表しなければ理解しても貰えない様な弱き自己中心主義の

    成れの果てだ。

    「俺、自分」の「私」が生かされている事への未体験がこの自己チューを

    生み出すのだ。

    たった今目の前の事象が自分にとってラクな事かラクではないのかとい

    う判断に基づき行動しようとする。だから、歪みが生じるのは当然だ。

     

    これには、想像力の欠如が大きく起因していると思っています。そして、

    想像力とは思いやりの事ではないでしょうか。相手が、どう思っているか、

    何が好きで何が嫌いでどういう思考をもっているのか。

    ピタリと当てる必要はなく、それを想像して行動のモチベーションにする事。

    それは一つの思いやりです。自分がしてあげたい事もしくは、自分がしたいと

    思っている事が優先すると、それはもはや自己中心判断ですので相手の反応や

    起こる事象が自分の期待と異なる場合に否応なしに違和感と不快感を覚えます。

     

    そうなると、全体を見てバランスを取ろうとする例えば上司との間に溝が生ま

    れます。当然。

    どんなに「俺のスタイル」を貫こうとしても、上手く行くはずがないでしょう。

    なぜなら我々は一人で生きていないので「俺のスタイル」を貫いて格好よく見

    える人というのはその「俺のスタイル」が皆に受容されて「我々のスタイル」

    になった時に初めて「すげーかっこいい」事になるのではないかと思う訳です。

    私利私欲を別の所に置き、公の為に尽くす事が出来る。これがチームや組織の

    基盤であり、又その上で信念という大義の上に私を主張する事が大事であると

    思っています。そしてその私は周りが真摯に受容する事が出来る。納得が生ま

    れる。皆の為に何かを行うということは最低限のコンプライアンスなのでしょう。

     

    人間性と社会性を合わせ持つこと。これが共生へ向けての重要な項目だと考

    えます。共生を育む事が出来なければ、そこには孤立しかありません。

     

    「恥」は共通概念でなければなりません。恥の価値基準が自己中心的である

    と、当然社会性がないので、まず大人として通用しません。

    さらに、我々表現者は共通概念である恥を知らなければ「恥ずかしい人」を

    演じる事が出来ません。

    皆が「それは見ているだけで恥ずかしい」という事を演じて初めて笑いや共感

    を得る事ができるので、キチンとして居なければならないという訳ではなく

    (もちろんしていたのが良いと僕は思うが)「キチンとしている事としていな

    い事の両方」を理解しておく必要があるのだと思っています。

    何をしたいのかワカラナイお芝居というのがありますが、それがいくら

    「お芸術」ですと言った所で、観ている側はきょとーんなのです。

     

    想像力の欠如は思いやりの欠如です。感動するとは驚きを持つ事。

    想像力も感動も、個人の一つの思考では生まれません。どちらが欠けても人

    は生きて行く事ができないというのは決して過言ではないと思っています。

     

    共通概念という基盤からその要諦を掘り出し、笑や感動につなげる演劇が担

    う役目は大きいのだと確信します。

    つまり演劇は、人間性と社会性の両方を兼ね備えていて、それを敢えて所々

    ぶっ壊す事によって受け手の感動と想像力を喚起するものの一つであるので

    しょう。

     演劇や創造はもちろん仕事ではありますが、文化的活動でもある訳で。

     かくして僕は、今日も自分で動かしているつもりが全くないのに、日々

    しっかりと鼓動してくれる心臓にこれはひょっとして、、、という想像

    を働かせながらその不思議な自身の生命活動に驚きを隠せない。

     

    そんな事を、浅草木馬亭でコントをしながら考えていたのです。

    これが丁度その時の表情なのです。

     

     

     

     

     

    皆様今年も宜しくお願い致します。

     

    感謝

    ヨコタシンゴ


    光陰矢の如し・・・

    blog — yokotashingo @ 2013年11月17日-12:40 PM
    ですね。11月です。11番目の月です。当たり前です。11月なのだから。
    もう11月です。
    随分と朝晩は冷え込み布団を恋しがる事が多くなりました。夏辺りは暑いだけで煩わしいとさえ思っていたのに、全く。「あなたって勝手ね」ってやつです。
    ブログを書いています、賢明な読者ならお分かりになるでしょう。今貴方がそれを読んでいるのですから、今僕はこれを書いています。でも読んでいる文章は今僕が書いていてそれが出来上がった後なので、貴方の読んでいる今は、僕が書いている今よりも未来であり、ココに記される僕の「今」は貴方の「今」の過去であるワケです。
    いつもながらのヨコタの文章ですから、ご笑読頂ければ幸いです。
    なぜ急に普段記す事のない、忘れられているブログを書くのかと言いますと、そうてす。
    てすってなりましたが面倒なので濁点を付ける事はしません。でもその言い訳を書くくらいならてをでにしたのが簡単だったと気がつきました。
    時既に遅しです。
    もう修正出来ない。
    でも面倒がらずにいるのであれば、まだ修正出来る。
    どうでも良いですが、話しを戻し。
    そうです、公演が終わったのです。日々のしょーもないことは書きませんが、我が劇団の本公演が終わったということはしょーもないことではなく、僕の中ではかなりビッグな項目ですので。ここで書かずにいつ書くのだ!というタイミングであるのです。
    まず、劇団江戸間十畳第3回本公演「明日は天気になる」@ウッディシアター中目黒へご来場くださいまして誠に有り難う御座いました。
    この戯曲を最初に読んだ時に記したブログが実はこれです。
     
     
    解釈に時間の掛かる作品でした。今なおそれは継続中でもあります。
    作品に関して、質問を多く受けた芝居でした。また、笑いすぎて泣いたとも言われました。
    ラストの解釈は十人十色なのでしょう。答えはご観劇くださった貴方の中にあります。
    むしろそこにしかないのです。こうなんじゃないかと思う。こうなのかな。というそれが正解です。そして今思っている事が明日変わったらそれも正解です。
    お芝居を見て、酒の肴に盛り上がれる。そんな大衆の演劇をしたいと思っています。
    人は変わって行くのです。無常です。
    過去に囚われ一見変化していない様に見えたとしても、変わって行かない事などないのです。
    時に変化や成長に敢えて目を瞑り、停まりそれを安心と誤解することもあるでしょう。
    しかし、必ず変化しそれに対応しているのです。
    その為に、「自身の中で色々な事をコロシて、またコロサレて来たのかもしれない」
    これは、ご観劇頂いた方の感想にあった一文です。
    まさにそうなのだと考えます。
    明日は天気になるの登場人物は、一人なのかもしれない。その一人の過去現在未来のあらゆる側面が登場人物として描かれていたりして、そう考えても面白い。
    でも時間軸が過去から未来へと横軸で捉えるとそれは少し異なる、なんというか。平面に本を積み重ねて行く様なもっと立体的な感じなのです。いつだったか過去に起きた事も未来に起こる事も今同時に起きているのだというのを聞いた事がある。
    たぶん、ある。
     
    ような気がする。
    そもそも「天気」というのが晴れ渡ったさわやかな空と捉えるか、はたまた「天の気」と捉えるか。解釈は大きく異なる。天気になるというのが晴れるというは誰が決めたのだ。どちらだって構わない。
    んじゃないかな。。
     
    もはやヨコタの文章らしからぬ、ちんぷんかんぷんになって来たのでやめよう。。
    しかし、哲学的に見えるがその実荒唐無稽であるという面では、ヨコタの文章らしい。
     
    ん?
     
    はい?
     
    まぁ良いです。
    今年は劇団を一般社団法人として登記したり、若手の育成に新人メンバーを増やしたりもしました。
    本公演も二回催し、ウチの代表が監督したネオ・ウルトラQが放送され、また映画館で上映もされました。
    またそれは映画館で上映される模様です。
    そして、泣いたり笑ったり喜んだり苦しんだり酔っ払ったりしました。しましたというか、していました。
    今尚しています。。
    常々真摯に演劇に向かいたいと願ってはいるものの、自らの行動ははたしてそれを言えるのだろうか。甚だ疑問です。
    演劇人たるもの、立腰、慎独をもってその日々を襟を正して生活しなければならないのである。
    それだからこそに人の正負を表現し、それを観た人が笑いまた、チクリと突き刺さりそして、胸を詰まらせる事を許されるワケで。
    しかしながら、畏れ多くも劇聖の様にはいかんのです。そりゃそうなんだけれども。。
    草臥れたらひっくり返り、大騒ぎしてテンションを上げ、上がったり落ちたりしながら未熟な日々を生きているのです。
    常に姿勢を正し、平常でいる事にはまだまだほど遠い。風姿花伝にある草花の様にはいきません。
    誰に頼まれた訳でもなく、自らの意思でもなくただただ大地と、否、宇宙のエネルギーを得て成長し花を咲かせて、役目が終わるとまた土に還る。誰が為に。
    次なる者の為に。それは犠牲ではないのでしょう。
     
    明日は天気になる。明日も天気になるわねぇ。
    彼らの生きたあの日々は過去であって今であって未来でもある。
    あの日、あの時、あの様にしたからこそ、、、
    そういう結果になったワケです。
    善因善果、悪因悪果。
    蒔いた通りに、花が咲く。
    時既に遅し、もう修正出来ない。
    面倒がらずにいるのであれば修正できる。
    せっかく生まれて今、生きているのだから。面倒がらずに居たい。
    未熟でも目的地まで遠くても、それでも僕は今生きているのだという生命の躍動を常に感じて居たいと思っている訳です。
    それを、唯一無二舞台上でのみ発現出来るのだから。
    自分の意志でもなく、誰に頼まれた訳でもなく僕の心臓は今日も鼓動し続けている。
    これはちょっと草花の生長と似ているのかもしれないニャア。
    なんだかアツいニャア。
    ありがとうございます。
    ヨコタシンゴ

    もう一杯だけっつって三杯くらいになるよね。

    blog,公演情報 — yokotashingo @ 2013年10月1日-6:20 PM

    もはや久しぶりなのが当たり前になっています。「世間一般のブログ」としては異常ですが、「ボクのブログ」としては恒常です。毎日アップしていたらそれはボクのブログではなくなってしまうでしょう。それはそれで異常事態です。

    雨が降っても傘はさしません。それはボクの恒常です、そんなヨコタシンゴです。

    ボクは傘ささない主義者です。本日打ち合わせに家を出た瞬間に雨が降り始めましたが、傘はさしません。なぜならボクは「傘ささない主義者」だから傘を持っていないのです。

    ですが、新しいジャケットが濡れるのは少し嫌でした。いつもケツポケットに手ぬぐいを年中入れているのですが、今日に限って持っていませんでしたから濡れっぱなしです。

    ヨーロッパ人気取りで傘をささないのですが、我が日本は湿度が高くすぐに乾くヨーロッパとはワケが違います。濡れりゃ臭いますよ、そりゃ。湿気った臭漂わせる事になります。

    ウチの劇団はメインが皆30代半ば〜後半で構成されています。

    ただでさえおっさん臭い集まりではありますが、そこに付け加え雨の日はボクが湿気っているので、若手はたまらんでしょう。

    最近新メンバーになった湯澤にいたっては、真冬でも汗かいてます。そしてボクは15℃超えたら半そでで過ごします。

    ウチの代表中井庸友は、一年中長袖着ています。ロケ現場であればわかるのですが、演劇の稽古場は室内です。よく平然としていられると不思議で仕方ありません。

    お前の汗のかき方は異常だから病院行ってこいって言われるので、中井さんの汗のかかなさっぷり今時の女子並みだから病院いったのが良いですよって言い返してやります。

    ヨコタ、湯澤が汗だくでそんな話しを汗一つかかない中井庸友としている時、隣では野澤いっぺいが暑いのか寒いのか、何も感じていないのか判らない顔して佇んでいます。

    江戸間十畳、ナイスチームワークです。

    メンバーで集まっていると楽しいです。問題もたくさん起こりますし、メンバー宇田川とは男女の垣根を超えて笑ったりぶつかったりします。

    稽古場で喧々諤々している様を眺めるのは幸せすら感じます、金はなくとも楽しく生きています。否、稼ぎたい、儲けたいっ!稼げないなんて湿気った事は言いません。キレイゴトでモノヅクリは出来んのです。

    しかし助成金には頼らないっ!現代演劇の発展の為にもっ!

    多分。。

    いやはや失礼、ここで叫ぶ事ではなかった。。

    とにかく30代の青春、家族や恋人、友人、人間関係のなんだとか、仕事だとか子供だとか色々みんなありますが、ボクは何だかずっと青春ですね。たくさんミスってバカっぽいことばっかやって。でも、それなりに生きています。そしてすぐにきっと晴れる日が来るのです。

    さて、ココまでは完全に前置きです。読まなくてすら良いです。大事なのはココからなんです。。

    前置き長くなりましたが本題です。劇団江戸間十畳本公演vol’3です。その名も。

    「明日は天気になる」

    です。ご予約お待ち申し上げております。

    演目  :明日は天気になる

    作   :松田正隆

    演出  :中井庸友

    出演者 :ヨコタシンゴ
    湯澤俊典
    野澤いっぺい
    宇田川さや香
    江守克行(準劇団員)
    鈴木花奈(準劇団員)
    南星シュウジ(準劇団員)
    水野梨帆(準劇団員)

    那須野恵(ふくふくや)

    片岡礼子

    公演期間:2013年11月7日(木)〜11月12日(火)

    11月7日(木) 19:00-

    11月8日(金) 15:00- 19:00-

    11月9日(土) 15:00- 19:00-

    11月10日(日) 15:00-

    11月11日(月) 15:00- 19:00-

    11月12日(火) 15:00-

    ※開場は開演の45分前となります。

    劇場  :ウッディシアター中目黒

    料金  :前売り ¥4,000 / 当日  ¥4,300
    小学生 ¥1,500 / 中高生 ¥2,000 / 学生 ¥3,000

    チケット取扱い:当日劇場取り置き予約フォーム

    もちろん右側のバナーでもご予約承ります。

    スタッフ:音響    吉賀俊輔
    照明    成瀬陽一
    舞台監督  高橋亮
    舞台美術  門馬雄太郎
    演出助手  加納克範
    チラシ   劇団 江戸間十畳 志水正典
    製作総指揮 劇団 江戸間十畳 中井庸友, 横田真吾
    制作    劇団 江戸間十畳 劇団員
    企画製作  一般社団法人 劇団 江戸間十畳

    協力  :株式会社リバースプロジェクト
    有限会社ユニビジョン
    劇団ふくふくや
    有限会社ジノン
    Outside
    office PORT
    株式会社ファーストペンギン
    株式会社舞夢サウンドプロジェクト
    ©松岡一哲(片岡礼子撮影)

    感謝

    ありがとうございます

    ヨコタシンゴ


    浴びるように飲む事と浴びながら飲む事は違うよね。

    blog — yokotashingo @ 2013年7月18日-4:35 PM

    炎天 浅雲 雲の峰

    団扇にビールとサングラス

    夏休み

    夏休み

    はまだですかね

    老荘思想に7分の効用

    そんなのがあるそうです

     「食べ過ぎ」

    「買い過ぎ」

    「言い過ぎ」

    「飲み過ぎ」

    「働き過ぎ」

    「考え過ぎ」

    そして

    「溜め込み過ぎ」

    などなど何でも過ぎないこと

    7分が丁度良いということ

    飲みから溜めまでは僕は

    かなり過ぎてしまっていたので

    少し休息も必要だと

    最近初めて思ったのですが

    電話もメールもそれなりに

    ひっきりなしですわい

    そんな立場ですし

    仕事ですし

    無ければ無いで

    さみしいし

    困るし

    ま、しかしながら

    休息の必要

    周りを信じて

    周りを頼って

    でもどちらも「過ぎない」こと

    人は意外と強くて意外と脆い

    たぶん きっと

    そうなんじゃないかな

    ありがとうございます

    ヨコタシンゴ


    日々の過激さをメモる。

    blog — yokotashingo @ 2013年7月5日-10:16 PM

    劇団江戸間十畳「海と日傘」終演。連日満員というありがたい公演でお客様には本当に感謝。

    さて、僕にとっての江戸間十畳物語は急展開をみせているようだが、その実それはずっと前から張られていた伏線に他ならない。

    驚く程に僕の人としての心が音を立てて壊れていく。少しだけ残った正気という理性のなかに、あれやこれやを詰め込む。
    詰め込むと言っても僕の心のコップは、今のこのサイズだ。
    中身がいっぱいになれば溢れる。
    もう一つの空のコップを用意して、自分のコップの中身を一旦移せば良かったのだがそれが出来ずに溢れた。そしてヒビがはいり、そこからも漏れた。
    耳が拒否する程の聞きたくない厳しい言葉を聞き、心が思わず払いのける程の不幸に遭う事は、僅かに徳の理解が進み修行となって、自分を磨く砥石のようなものだ。
    菜根譚
    菜根譚のこの言葉を胸に日々を過ごしてきたが、その砥石に磨かれる前にどうやら少し、欠けた。
    舞台俳優として、演劇に携わる人間としてきっと、客観視した自分と主観で見る自分との両方のバランスを保つ必要があったのだろう。
    どちらかに偏る事は非常に危うくまた、脆い。
    たがしかし、また「己を知る」事を何よりもないがしろには出来ないのだとも知った。一作品毎に限界をちょびっとずつ超えて行くのだが、そのラインは越える前に明確にしておかなければならない。
    そして、時には勢いで突破する事もあるが、本当はそのラインに落ち着いて近づき、それなりにゆっくりと跨いで越えていく事が望ましいのだと思う。
    もちろん、未熟な僕はそこに辿り着く事から既に時間をかける事になる。
    役者として稽古場から舞台における己への向き合い方としては、しんどかったり苦しかったりした所でそれはそれで幸せと言って良い。
    答えがないモノを探す作業。そこには客観性と主観性の狭間でもがき苦しむ俳優の姿があり、それが何かしらを生む事になるのだろう。逃げの様にも感じるが。
    しかし我々は、もとい僕はそのようにして日々を過ごしている事になる。
    己の生の実感を、つまり僕は生きているのだという躍動感を唯一と言って過言ではない程にあの物質的に小さな、且つ僕たちにとって広大な舞台上という世界において感じている事は確かな事。
    壊れた心を修復する為にひとつひとつを改める作業が今の僕には必要な事で。
    紙に印刷された戯曲は、字面はそのままであるけれども、時代と共にそして紐解く人の全てによって流動的である。
    その解釈と表現は今日と明日では大きく異なる。
    なぜならば、今日は今日の事が起きていて、明日はまた異なる明日の今日の事が起こるから。
    まさしく我々日本人に根付く「無常」の精神性を持ってそこにたどり着く。
    されど、その本質はいつの時代も変わる事はない「普遍」であるという事。
    混乱は、僕の様な人間には必至だ。
    そして劇団という、社会的に驚く程に認知されない団体を「会社」という社会的責任を背負って推進していこうとする僕たちに立ちはだかる壁は、大きい。
    そこに必要な事は、我々のビジョンであり信頼関係であり、具体的な第一段階の到達点。
    そしてなによりも、愛する事。
    思いやりという名の元に、思いを隠す事は正しいときもあるが過ちである事もある。
    すぐに答えや結果がついてくる事ではなく、僕の信ずる表現者としての到達点を。
    夢に見つつ、本日も混乱の中に喜びを見いだしてまた明日という今日を迎えて行くのだろう。
    ああ、僕の日常はこんなにも激しい。
    なにはともあれ。
    ありがとうございます
    ヨコタシンゴ

    王道覇道そして寄り道ですって。

    blog,公演情報 — yokotashingo @ 2013年5月1日-12:22 PM

    忙しさにかまけてブログは忘却の彼方へ、遥かカナダへ置き忘れて来たようになっています。

    これはもう、準劇団員にゴーストライター的になりすましブログを書かせてもいいのではないかと考えているくらいです。

    あ、別に寄り道のブログではないです。タイトルと中身もそんな関連ありません。いつもの事ですが。

    劇団の公式webはかなり充実しています。昨年の「ぬけがら」から既に半年経っていますが、実感がありません。3日くらいの気がします。

    さて、じゃあ何をやっていたかと言ってもそんなに興味がないでしょうからこれから何をやるのかをお伝えします。

    じゃあ、いつ言うのか?

    ・・

    ・・・

    ・・・・

    ・・・・・

     

     

     

    いや、言いませんよ。

    公演です。内容は上記リンクで劇団のwebを見ていただければ全て事足りてしまいますが、それではなんだか寂しいのでここでもお伝えします。

    いつもご覧くださいます皆様は言わずもがなであるかと思いますが、大笑いしながらも死生観や愛、そんなものをお伝えしている江戸間十畳ですが。

    今回は、余命三ヶ月の妻と作家であるその夫。この一対の夫婦における幽玄な情愛、男女の愛憎を静かに描いた秀作。静かで情熱的な大人の物語をお届けします。まあ、これココに書いてあります。あ、俺が書いたんだけど。あまり詳しく説明するのカッコ悪いからしません。あらすじどうしても知りたければ松田正隆氏の「海と日傘」を読んでください。先に読まれていても大丈夫です。別に変えてしまう訳ではありません。でも演劇という姿になって初めてお伝え出来ることがありますので。ご自由に。

    観劇の仕方はご自由ではありますので、なにも強いることは出来ませんが「だから劇場に来てください」ということに関しては強制したいと強く願っております。何があっても来てくださいとは申し上げません。

     

    よっぽどの事がないかぎり来てください。

     

    ご予約は、右のバナーかココココかもしくはココでも良いですしこんなのもありますし携帯用もご用意してあります。

    色の使い方がアホみたくなってますが、気にしないでください。

    リンク先に行くのが面倒であれば僕に直接言っちゃえばいいです。

    演目  :海と日傘 (第40回岸田戯曲賞受賞作品)

    作   :松田正隆

    演出  :中井庸友

    出演者

    ヨコタシンゴ
    野澤いっぺい
    宇田川さや香
    まどか(SPACE U
    湯澤俊典(劇団1980
    那須野恵(ふくふくや
    当劇団新人

    古本新乃輔

     

    公演期間:2013年6月26日(水)〜6月30日(日)

    6月26日(水) 15:00- 19:00-

    6月27日(木) 15:00- 19:00-

    6月28日(金)    19:00-

    6月29日(土) 15:00- 19:00-

    6月30日(日) 15:00-

    ※開場は開演の45分前となります。

    劇場  :ウッディシアター中目黒

    料金  :前売り ¥4,000 / 当日  ¥4,300
    小学生 ¥1,500 / 中高生 ¥2,000 / 学生 ¥3,000

    チケット取扱い

    カンフェティ
    劇団 江戸間十畳

    スタッフ

    音楽監督  MIN
    音響    吉賀俊輔
    照明    龍野禎和
    舞台監督  高橋亮
    舞台美術  門馬雄太郎
    映像    有限会社ジノン
    チラシ   志水正典(劇団 江戸間十畳)
    製作総指揮 中井庸友(劇団 江戸間十畳)
    横田真吾(劇団 江戸間十畳)
    制作    劇団 江戸間十畳 劇団員
    企画製作  一般社団法人 劇団 江戸間十畳

    協力  

    太田プロダクション
    劇団1980
    SPACE U
    ふくふくや
    OFFICE PORT
    有限会社 ジノン
    OUTSIDE
    有限会社 ユニビジョン
    有限会社 LIGHT SHOP NEO
    株式会社 舞夢サウンドプロジェクト
    一般社団法人 QUALIA HYGGE

     

     

    感謝

    ヨコタシンゴ


    題名はない

    blog — yokotashingo @ 2013年2月17日-6:15 PM

    中学生くらいの時、好きでもない女子でも「二人きり」になったりするとそれだけでなんだかなー。

    トキメいたりしたんだけどね。

    そーゆーの、ねーな。

    当たり前か。よもやおっさんというお年頃だし。

    女性に恐怖する事はあっても、女子に緊張する事はない。

    なぜか好きでもない女子に緊張する、その場面にあたっては当然放課後の教室が良い。季節は夏だ、あっついねという無言の仕草。もしくは冬だ、寒いねという無言の仕草。か、教室の窓から満開の桜が望める春。でなければ、オレンジ色の夕日が沈む直前の秋だ。

    よって季節は、いつでも良いという事になった。

    演劇とかに携わっていると、そういう中学生くらいの時のトキメキを思い出せたのが良いときがある。これは、意外と困難だ。でも何となく心の奥底に記憶するその、よくわからない感じを思い出そうとは出来る。

    恋心とは異なる。たぶん。

    色々な事が新鮮である高揚というか。

    で、そういう事は本来なんとなく淡い思い出としておくのが一番良いのだが、それを紐解いて行かなければならない。役者、なんとも因果な商売か。だな。

    そんな芝居をする時に、そりゃ紐解いたり考えたり思い出したりまた発見したりしなきゃ観客の皆様のそんな「ほっこり」を喚起できないから。

    答えのない物の答えを探そうとする作業を繰り返す。時には答えが明確な時もある。

    でもねー、世の中すべてに答えや意味があると思うなよって事なんだよ。

    嘘の様な本当というのは、現実なんだっていうね。

    今時の言葉でいうと、まさかの○○〜!?かな。

    現実味の無い現実があれば

    現実的な様の虚構もあるので。

    前者を解りやすく言うと

    「ウソでしょー!?」

    で、後者は

    「マジでー!?」

    だ。

    そして、世界はウソでしょー!?とマジでー!?の積み重ねだ。

    で、現実的や現実味なんていうのはある一定の価値基準であってそのどっちもが「本当の事」であってそれが現実だ。

    そもそも本当の事という事自体が、価値判断という事によってぶれる事もある事なので結局の事としては、そういう事ではなく、現実の事を眼の前に起きている事と定義した事だけで、それだけが真実という事ではないという事もあるという事。

     

     

    もはや

     

     

    今俺が気になる事は。

     

    何回「事」といったかなという事だけだ。

    こんなんじゃ俺が何を言いたいのかワカラナイ。

    ワカラナイというこの現象が真実ではない。

    これについての真実は。

     

    そもそも別に何か言いたいことがあるワケではない。

     

    という真実だ。

    本日の日記。

    題名「題名はない」

    題名のない音楽会という番組に。

    あるじゃん。

    ってツッコんだ少年の頃を淡い思い出として。

    これで店じまいだ。

    ありがとうございます

    ヨコタシンゴ


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