オレガンバレ。

    blog — yokotashingo @ 2011年6月28日-1:38 PM

    今日は、先週土曜日に石巻に行って来たのでブログに書きます。

    本当にブログをほとんどやっていない様な感じですが、俺ごときの日常を記す事に今は違和感があるんだな。

    ま、楽しみにしてくれている人もいるので、その皆さんには申し訳ないなとも思いつつ。それが俺です。

    今日、小ボケ一切なしです。。

    8月に石巻専修大学で「pride of japan〜思いを一つに〜」という応援イベントをやります。そこで軽演劇等をやるという事で出演とそのプロデュースのお話を頂きました。

    その視察と打ち合わせ、ボランティアで車で日帰りという結構強行なスケジュールでしたが行ってきました。

    行ってみないとわからないという。

    メディアでどんな光景が映されても。新聞でどんな記事を読んでも。リアルに目の前にして触れてみるとその違いに驚愕するばかりで。

    俺わかってなかったなという。

    どうだったかと聞かれても、行って来てくださいとしか言いようがないという。

    最終的に俺の中に湧き出た感情が「ごめんなさい」になってしまった。包み隠さず正直な感情がこれです。

    何に対してのごめんなさいなのか。わかってなかった事に対して?もっとやれる事があった?東京で被害が比べようも無い程小さいから?普段どうしようもない不平不満を言ったりしている事に?

    俺が、生きている事に?

    違う。そんな事じゃない。

    石巻の地に立ち、その土地の人と触れ、正直に言うと俺は生きていて良かったと思った。生きている事に感謝した。それをリアルに体感したから。

    反省なのかな。

    地面は割れて。

    信号もまだついていない所も多く。警察官が皆さん手信号でずっとやっていて。

    倒れているのが電柱だという事、気がつくのに時間が掛かった。

    巨大なタンクが流されて堤防の上に乗り上げたまま。このサイズのモノが流される力を想像出来ない。もう、すべてのサイズが俺の許容を超えちゃっていたという。誰がどう、これを片付けたら良いのかわからない。

    これでもずいぶん片付いたんだよとおっしゃってました。何から手を付けて良いのか、どうしたら良いのか、本当にわからないというのが現状。

    伝わらないのはその臭いと空気。がれきの粉塵でのどが痛くなるんです。その中で皆作業しているし、高台の公園では子供が笑顔で走り回っている。下を見下ろすとこういう光景がずっと海岸線まで続いているという。

    でも着実にこの地を愛する人々と手助けにきている人たちの手によって前に進んでいる事も確か。

    四の五の言わずにやるしかないだろと言っていたっけ。悔しいけど仕方が無いと。

    その言葉を笑顔で言われた。その笑顔に「ごめんなさい」って思った。粛々とやれる事を、否、やれる事以上をがんばろうと思う。がんばるのは他の誰でもない。

    俺がだ。

    ちょっと無理しないと復興は遠いと思った。

    無理する必要なないけど、俺は俺の中で少し無理しようって思った。

    石巻の水産加工会社の社長さんに頂いた瓦礫の中から取り出した缶詰。

    一つ頂きました。

    思いを込めて作った大切な缶詰が流されて、またそれを集めて一つ一つ手で洗ってという気の遠くなる様な作業。

    中身はとてもおいしいサバの味噌煮。

    支援物資が届くまで、流された缶詰を食べて多くの命を紡いでいったという。ありがとうって言われるって。

    8月に行ったとき、スタッフと一緒に缶詰を洗って仕分けるお手伝いをする約束をしてきました。

    石巻の湾岸が見渡せる公園ではタンポポの綿毛が飛ぶ準備をしています。

    8月に向けて俺もしっかり準備していこう。

    そして。

    今生きている事への感謝を。

    人はね、というか俺ね。ついついそういう事忘れちゃうから。頭で判っていてもリアルな体感としては。

    日本人だから。日本の復興の為にがんばる。

    ありがとうございます

    ヨコタシンゴ


    it’s like a drop of sunlight

    blog — yokotashingo @ 2011年6月16日-1:40 PM

    前回お伝えした梅干し、順調に梅酢あがって来てる!

    なかなかですよ。蓋をあけるとね、酸っぱい香りがほのかに。。いや、すっげー香りますっ!

    重しの負荷をちょっと変えてみたり。今は大して手もかからないけど干す様になったら結構世話が大変なんだよな。

    最近打ち合わせの合間とかに美術館とか博物館とか行くのが楽しみになっています。

    前はそういう時間は映画館だったけどね、企画とか行き詰まるとなんと言うか頭が固くなるから、そういう所行くと本当にほぐれるし。

    五反田と品川の間くらいにある原美術館ね、ここちょいちょい行きます。静かなんだよね。都会の喧噪を忘れるって言うね。

    奈良美智さんの作品とかもあるしね。この間まではここのコレクション展やってました。

    入り口付近にピンク電話あります。もはやこれが美術品になってるけど(笑)

    使えるのかな。。マジで展示だったりして。

    それとまた別の日にはワタリウム美術館の「驚くべき学びの世界展」へ行ってきました。

    イタリアのレッジョってトコで生まれたレッジョアプローチという実践教育らしいのですが、もう俺ごときがざっくり言ったら子供の芸術的な発想を元に色々な事やるっていう事なんだけれども。

    ざっくりすぎてすまそん。

    でもね、子供の発想の素晴らしさに本当に感動したのですよ。教える事が主体の現代教育の中ではこれは飛び抜けるなって。学ぶ事が主体なんだよね、まあ、かつては学習ってそうだったのでしょうがいつしか点数が基準になっているからね。

    影の事を「光の落とし物」って言うんだよ。感動しちゃいましたね。

    いつの間にか俺も、白い紙に白い絵の具で絵を描く事をしない様になっているのかもしれない。物事の捉え方に理屈、理論が先入観としてどうしてもあるから意外と見えていない事が多いんだよね、大人って。

    役者として創造性を持って日常生活を送る様に常に努めていますが、中々ね、、理屈っぽくなりがちなんだな。

    この間打ち合わせで向ケ丘遊園に行ったんだけど、時間がなくて行けなかった岡本太郎美術館も行きたいな。パルコで今やってるんですよね、岡本太郎生誕100年企画展。

    「顔は宇宙だ」っての。

    興奮するぜ。このタイトル!

    宇宙だぜ。

    だぜって。。。

    ありがとうさんどす

    ヨコタシンゴ


    梅干しつまみに酒を飲みます。

    blog — yokotashingo @ 2011年6月8日-11:52 AM

    夏がくれば思い出すって事です。

    今年は節電やらなんやらで、ゴーヤで植物のカーテンとか簾が見直されたりとクーラーを控えて使用する為に昔からの日本人の生活スタイルが見直されたりしていますね。

    んで、漬け物が趣味な俺は今年の梅干し作りを開始icon_lol.gif

    今年の梅はなかなかの出来なんす。

    婆さん直伝の梅干し。

    酸っぱいというよりはしょっぱいっていう。

    その味で子供の頃から育っているからね。

    水につけて灰汁抜きして、塩もみして漬ける。

    梅の重さに対して20%〜30%の塩を入れて漬けるって言うのですが、どうなのかよく知りません。

    うちではそうなの。

    30%の塩だと何年でも持つって言ってたよ。

    科学的根拠は全く知らないけれど、婆さんが言うのだから本当でしょう。きっと。

    100年でも持つって。ちなみに30年くらい前からの梅干しがうちにあるよ。真っ黒だけど。。。。

    まあ、とにかく重しをしてしばらく漬けてんで、水がでたらなんやらかんやら。

    結構手間のかかる作業なんだよね。

    ぬか漬けみたいなfast感なし。

    出来上がってしまえば、そのままで放置可能!

    実際作ってみるとよー考えられているなって思う。

    ちょいちょい経過を報告しよう。

    これでブログネタが出来たよね。

    もちろん、今年も簾で夏をしのぐ気満々ですから。

    さて、今日は今年の舞台の打ち合わせ。

    の、前に。

    行きたい美術館があるのでそちらへgo!

    今年も、アッツアツでギンギンな夏を期待します。

    ありがとうございます

    ヨコタシンゴ


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