酔いどれ宵
演劇の可能性を信じています。
アート、つまり音楽や絵画や写真絵画やありとあらゆる表現、スポーツも含め、かつて多くの偉人があらゆる手法、表現をもって世界の平和を願った。
拙い僕は、ジョンレノンやボブマーリーが行った奇跡をもってしても世界が一向に平和にならないじゃないかという事を切なく思った。
中田英寿さんが言った。サッカーボール一つあれば子供が笑顔になる。
僕は思った。演劇ならサッカーボールが無くてもサッカーが出来ると。
僕は演劇に携わっているから勿論その未来を心に描くわけだけれども、違うのだということにも気が付いた。
今や、明日にどうこうなることではなくて。それぐらい緊迫していて。でも。
やはり偉人といわれる人達は、純粋に100年後、200年後、もしくは1000年単位で将来を危惧しているのだろうなって。
だから、明日目が覚めたら今日になっているので、明日なんてものは蜃気楼の様なもので、つまりは今日しか我々には無いんだぜっていう。。
何に違うのかと気付いたかというと。
今僕が望むモノを直ぐに結果で見えないのは当たり前で、見たいと思っていた僕の傲慢さであること。
それ。
僕の人生はあと50年くらい。
ついつい些細な日常に追われているので、本当に大切な事、人を愛し世界に感謝する。
そんな事もないがしろ。
僕が僕の意図とは格段に違う場所で「生かされている」という事実をもって。
あなたと共に、今生きているってことがどんだけ素晴らしいかって事を僕は役者として、小さくとも一隅を照らす。
そんなこんなになりたい。
そんな僕は、今ネオウルトラQ中井組の撮影真っ只中です!
つまり。見てくださいって事。
かな。
ありがとうございます。
ヨコタシンゴ
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