言ってみただけだし、知ってるしそんな事。
前回の舞台で減量して9キロ痩せたけれど、御陰様で6キロ戻って来ておりさらにこの増え方はとどまる事のない様な気がしている。次は9キロ増やしてみるか。
ただでさえチビなのに、デブがついたらただのチビデブだな。おいしいじゃないか。これで禿げたら尚更おいしいのに。役者としては、仕事増えるんじゃないか。そういう問題じゃねーか。腕の問題なんだから。
相変わらず戯曲を読みふけっているけれど、到底及びつかない程の数出版されているのでまだまだ行き着かない。
どこに。
今納得する所へ、だ。
それだけ存在する戯曲なのに、そこいらの本屋で戯曲が1万冊置いてあった試しがない。そんな本屋見た事がない。
否、一度だけあるがそこはもう閉鎖されてしまった。そこの店主(敢えてこの呼び方をする)は演劇の啓蒙家であり、演劇への並々ならぬ知識と愛情を持った方だ。出来る事ならまたお会いしたいのだが。
先般メールを送ったが、アドレスも閉鎖されているので届かなかった。この思いが伝わるのであればご連絡を頂きたい。しかし、その方との一度きりの出会いは僕に対し大きな推進力をもたらした。だから、またお会い出来る時まで自助努力の上に演劇をしていこうと思う。僕のしている事は、演劇や歴史や世界や宇宙や知らない誰かにとって些事、微力と呼ぶ事もおこがましい程の事ではあるけれど、僕にとってはまあ人生だから。
昨日某大型書店で戯曲を探し求めていると、つかこうへいコーナーがあった。戯曲を取り扱う書店であれば当然置いてあるし、近所の図書館にだってコーナーがある。つかこうへいだから。
つか先生には本当にお世話になった。先生から直接飛龍伝のお話を頂いた事は今でも忘れられない事だし。先生が亡くなる直前、新蒲田行進曲を上演する予定であったが、不幸にもそれは幻の舞台となった。本屋の書棚で「蒲田行進曲」を手にした。最後のページにその上演されなかったチラシが印刷されていた。
知らなかった。
カラテカの矢部太郎さんとのWキャストの予定だったんだな。チラシの裏のコピーに「はたして矢部太郎は、横田真吾(この時まだ漢字)は天才平田満を超えることができるのか?!激動の8月」と。
荷が重い。勘弁してくださいよ。
本の最後にあれを印刷し宣伝していてくれた真意は判らない。つか先生のお考えなのか劇団の皆様のお考えか、出版社の方なのか。そんな事はどうでも良い。
たまたま懐かしく手に取った本にほんのり自分の名前が出ていた。この刹那の直感が大事なんだ。ありがたかった。それでどうという事ではないが、ただただありがたかった。
ああ、そうか。
色々繋がってきたぞ。
近所の子供達が放課後に固まりかけた雪を惜しむ様に、雪遊びに熱中している声が聞こえる。最近学校では滑るから雪で遊ぶなと言うらしい。
なんだそれ。
そうやって子供の生命力をどんどん削って行くのだ。危険から遠ざけ自らの責任を回避する為だけの事。しかし素直に聞かず全力で遊ぶ子供がいるので安心。
さて。おじさんも仲間にいれてもらおうかな。
鉄は熱いうちに打、雪は溶ける前に遊べ。
そして、これだと思ったときにやれ。
ありがとうございます
ヨコタシンゴ
TrackBack URL :
Comments (0)