大いなる和
徐々にTVの番組も戻ってきましたね。
依然、悲しみに暮れている多くの人がいると思いますが、被災地の復興の為にも直接的な震災を被っていない僕らは、すぐにでも日常を取り戻し社会を回していかなければならないのだろうと思う。
日本人全ての人が、何かしらの影響をうけているのですが、この直接的というのは、まず食べるものに事欠き、未だつかめない近親者の安否に不安を巡らせている方々以外のという意味です。
彼らの為にも皆でがんばって行かなければならないのだと。
というか俺ががんばって少しでも彼らの助けになる様な事をしていけよという。
舞台や諸々仕事が延期やら中止やらになってしまい、正直なんというか、あまり頭の回らない日々を過ごしていて。
これじゃいかんのだけれども。
強くあれと思いつつもまだまだ未熟な僕は。
結局、寝て食って垂れてのヘボい日を幾度か過ごした。
前向きなシフトへ持っていくのに、意外とエネルギーがいるわけで。
当然か。
僕という人間がすんなり受け入れられる規模の問題ではないのだし。元々。
希望のあること言わなくちゃとか。
受け入れるまで黙っているとか。
色々考えたりして見たのだけれど、事象に対して感じる事があまりにも強大で。
TVでのバラエティに、喜びと悔しさと入り混じる複雑な気持ち。
なんだそれ。
でも、役者仲間とかスタッフさんとか連絡したり貰ったりして皆無事かと。
また一緒にモノツクリしようぜって言ってくれてありがたいなと。
そして、今回の延期となった舞台「RAKUDA」において、きっと骨身を削り並々ならぬ思いをぶち込んでくれたであろう作家のいながききよたかさんからコメントを貰った。
詳細はinfoをご覧ください。
今回延期の理由としては、安全確保のみを延期の告知としてご案内しましたが、もちろんそれも一つの大きな理由ですが、やはり僕らが本当にやりたい事というのは、ただやりたいとか好きだからというエゴとは別で、やはり映画も舞台も人に対して届けるものですから。
ミニマムで言えば、一人でも良いから「幸せ」の為の一端を担う事だと。
それが、重なり合って大きな和になると思っているので。
そこが、僕の「地球規模の小さな団体」を目指したいという理由でもあります。
兎にも角にも、楽しみにしていてくれた皆さんに是非、いながき氏のコメントを読んで頂きたいと思っています。
また、コメントを下さったいながき氏へ心から感謝致します。
このコメントで少なくとも僕はとても救われた気がします。また必ずご一緒したいと切に願います。
少しずつでも生活を前向きにシフトして行こうと思います。
歩みは緩めないけれど。
焦る事なく。
マイペースにね。
感謝
ヨコタシンゴ
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